Claude Code入門|無料プランでは使えない。最初に決めるのは「どこまで勝手に動かすか」の6モード

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Claude Codeの入門記事を読むと、たいてい最初の3行はインストールコマンドです。curl を1行貼って、claude と打てば動く。そこは実際に簡単です。

つまずくのは、その次です。

Claude Codeは、こちらが許可した範囲で自分でファイルを書き換え、シェルコマンドを実行し、ネットワークに出ていくツールです。どこまでを自分で確認し、どこからを任せるか。この「権限モード」の設定が、入門で最初に決めるべきことです。

そして厄介なことに、その初期値をあなたは選んでいません。

2026年8月18日時点の公式ドキュメントによると、Pro・Max・Teamプランでターミナルまたは VS Code から起動したセッションは、最初から auto モード、つまり「人間に聞かずに分類器が代わりに承認するモード」で立ち上がります。一方で、Enterpriseプラン、Console の APIキー、claude -p での実行、Bedrock などのクラウド経由は、すべて Manual モード(毎回聞いてくる)で立ち上がります。

さらに、入門者が確実に混乱する仕様があります。

インストール直後の最初の1セッションだけは、プランに関係なく必ず Manual で起動します。

つまり、初めて触った日は「1つ操作するたびに許可を求めてくる慎重なツール」に見えて、2回目のセッションから急に、聞かずに動き出すわけです。

この記事では、2026年8月18日時点の公式ドキュメント(code.claude.com/docs)と製品ページを実際に開いて確認した内容だけを書きます。結論を先に出します。

  • Claudeの無料プランでは使えません。Pro以上のサブスク(月$22〜)か、Console のAPIクレジットが要ります
  • 権限モードは6つ。名前から想像する挙動と実際がズレるものがあります(後述の acceptEdits が典型)
  • どのモードでも守られる線がある.git.zshrc などの保護パスと、rm -rf / などのクリティカルパスは、設定で許可しても通りません
  • サブスクとAPI従量は月額が7〜11倍違う。公式の実測値が出ています
  • 入口は5つ(ターミナル・VS Code・JetBrains・デスクトップ・Web)。設定とCLAUDE.mdは全部で共通です

Claude Codeとは何か

まず前提を揃えます。公式の説明はこうです。「コードベースを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行し、開発ツールと連携するエージェント型のコーディングツール」。

チャット版のClaudeとの違いは、こちらがコードを貼り付ける必要がないことです。プロジェクトのフォルダで起動すれば、必要なファイルを自分で探して読みます。公式ドキュメントにも「Claude Codeは必要に応じてプロジェクトファイルを読みます。手動でコンテキストを追加する必要はありません」と明記されています。

項目 内容
提供元 Anthropic
使えるプラン Pro / Max / Team / Enterprise、または Claude Console(API)
無料プラン 使えません
個人向けの最低料金 Pro 月$22(税込・年払いなら月$18相当)
動く場所 ターミナル / VS Code / JetBrains / デスクトップアプリ / Web・モバイル
対応OS macOS / Linux / WSL / Windows
日本語 対応(日本語で指示できます)

「無料プランでは使えない」は、念のため3か所で確認しました。公式ドキュメントのクイックスタートの前提条件には「Claudeのサブスクリプション(Pro、Max、Team、Enterprise)、Claude Consoleアカウント、またはサポート対象のクラウドプロバイダ経由のアクセス」とあり、無料プランは列挙されていません。サポート記事は「この記事は Pro または Max プランのサブスクリプションで Claude Code を利用する個人のお客様が対象です」と書いています。製品ページの料金欄にも Pro / Max 5x / Max 20x の3つしかなく、無料枠の記載はありません。

チャット版Claudeの無料枠でどこまでできるかは別記事にまとめています。あわせてClaudeの使い方を初心者向けに解説もご覧ください。

始め方:インストールからログインまで

1. インストールする

ネイティブインストールが公式の推奨です。

macOS / Linux / WSL:

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

Windows(PowerShell):

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

Homebrew や WinGet でも入りますが、この2つは自動更新されません。公式に「Homebrewでのインストールは自動更新されません」「WinGetでのインストールは自動更新されません」と明記があり、brew upgrade claude-codewinget upgrade Anthropic.ClaudeCode を自分で叩く必要があります。ネイティブインストールだけがバックグラウンドで自動更新されます。

Homebrewには2種類あることも覚えておくと迷いません。claude-code は安定版でだいたい1週間遅れclaude-code@latest は出たらすぐ入る最新版です。

入ったかどうかは次で確認します。

claude --version

バージョン番号のあとに (Claude Code) と表示されれば成功です。

2. ログインする

プロジェクトのフォルダに移動して claude と打つと、初回はログインを求められます。

cd プロジェクトのパス
claude

ブラウザが開くので、Pro / Max / Team / Enterprise のアカウントでログインします。一度ログインすれば認証情報は保存され、次回からは不要です。あとから切り替えたいときはセッション内で /login と打ちます。

なお、環境変数 ANTHROPIC_API_KEY を設定していると、Claude Codeはログイン画面を飛ばしてそのキーを使うかどうかを聞いてきます。サブスクで使うつもりなのに従量課金のキーが刺さっていた、という事故はここで起きます。心当たりがあるなら、先に環境変数を確認しておいてください。

3. 最初の1問を投げる

いきなりコードを書かせるより、まず読ませたほうが感触がつかめます。

このプロジェクトは何をするもの?
メインの入り口はどこ?
フォルダ構成を説明して

ここまでは読み取りだけなので、どのモードでも確認は出ません。確認が出はじめるのは、書き換えを頼んだ瞬間からです。

本題:どこまで勝手にやらせるか(権限モード6つ)

ここが入門の山場です。Claude Codeには権限モードが6つあります。公式の表を日本語にすると次のとおりです。

モード 確認なしで実行される範囲 向いている場面
Manual(設定値は default 読み取りのみ 全操作を自分で確認したいとき、機微な作業
acceptEdits 読み取り+ファイル編集+よく使うファイル操作コマンド レビューしながらコードを回すとき
plan 読み取り+(autoが使えるときは)分類器が通したコマンド 変更前にコードベースを調べるとき
auto ほぼすべて(裏で分類器が安全性を審査) 長い作業、確認疲れを減らしたいとき
dontAsk 事前に許可したツールだけ CI やスクリプト
bypassPermissions すべて 隔離コンテナ・VM専用

セッション中は Shift+Tab で切り替わります。ステータスバーに ⏸ manual mode on⏵⏵ auto mode on と出るので、今どのモードにいるかは常に見えています。起動したら、まずそこを見る癖をつけてください。

名前に騙されやすいのは acceptEdits

「編集を受け入れる」という名前ですが、通るのは編集だけではありません。公式ドキュメントには、acceptEdits モードが自動承認するシェルコマンドとして次が明記されています。

mkdir / touch / rm / rmdir / mv / cp / sed

rmsed が入っています。 作業ディレクトリ内(および additionalDirectories で追加した場所)に限られ、後述の保護パスとクリティカルパスは除外されますが、「編集だけのモードだと思っていたらファイルが消えていた」は起こりえます。ファイル削除まで自分で見たいなら Manual です。

初期モードはプランと起動方法で決まる

ここが冒頭に書いた「自分で選んでいない初期値」です。公式ドキュメントの表を、上から順に最初に当てはまった行が適用されるルールで読みます。

起動のしかた 初期モード
設定ファイルで disableAutoMode"disable" にしている Manual
フィーチャーフラグ取得がオフ、またはインストール/アップグレード直後の最初のセッション Manual
claude -p での実行、または Agent SDK Manual
Amazon Bedrock / Google Cloud の Agent Platform / Microsoft Foundry / ゲートウェイ経由 Manual
Pro・Max・Team を、ターミナルまたは VS Code 拡張で auto
Enterprise プラン、または Claude Console の APIキー Manual

誤解しやすいので補足します。auto モードそのものは全プランで使えます。 公式の要件欄は「プラン:すべてのプラン」です。プランによって変わるのは「最初からONになっているかどうか」だけで、Enterpriseでも Shift+Tab で auto に入れます。

そして、入門者が確実に食らうのが上から2行目です。インストールした直後の最初のセッションは Manual で立ち上がります。初日の印象と2日目の挙動が違うのはこれが原因で、故障ではありません。初めて auto で起動したときは、セッション冒頭に説明ページへのリンク付きの通知が1回だけ出ます。

毎回 Manual で始めたいなら、~/.claude/settings.json に次を書きます。

{
  "permissions": {
    "defaultMode": "default"
  }
}

ひとつ落とし穴があります。逆向き、つまり "defaultMode": "auto" は、プロジェクト側の .claude/settings.json.claude/settings.local.json に書いても効きません。auto を既定にしたいときはユーザー設定(~/.claude/settings.json)に置いてください。

どのモードでも越えられない線が2本ある

「auto にしたら何でもやられるのでは」という不安には、明確な答えがあります。モードの設定より優先される安全装置が2本あります。

1本目:保護パス。 次の場所への書き込みは、bypassPermissions を除くどのモードでも自動承認されません。

  • ディレクトリ:.git / .config/git / .vscode / .idea / .husky / .cargo / .devcontainer / .yarn / .mvn / .claude
  • ファイル:.gitconfig / .bashrc / .zshrc / .zprofile / .profile / .envrc / .npmrc / .pre-commit-config.yaml / .mcp.json / .claude.json など

重要なのはここです。設定ファイルの permissions.allow に書いても、この保護は外れません。 公式に「安全チェックは Claude Code が設定ファイルの allow ルールを評価する前に走るため、Edit(.claude/**) のような記述を書いてもモードごとの結果は変わらない」と明記されています。シェルの設定ファイルを勝手に書き換えられる心配は、少なくとも既定ではしなくて済みます。

2本目:クリティカルパス。 rm -rf /rm -rf ~ のような致命的な削除は、allow ルールでも、PreToolUse フックが "allow" を返しても承認できません。 公式はこれを「モデルの誤りに備えた回路遮断器」と表現しています。auto モードではこれも分類器に回されます。

auto モードの中身:分類器という2つ目のモデル

auto モードは「無審査で実行」ではありません。分類器(classifier)と呼ばれる別のモデルが、実行前に一つひとつ審査しています。既定では Claude Sonnet 5 が担当し、/model で選んだモデルとは別に動きます。

分類器が既定でブロックするものには、たとえば次があります。

  • セッション開始時に設定されていなかったリモート(途中で git remote add したものを含む)への操作
  • git reset --hard / git checkout -- . / git clean -fd / git stash drop など、未コミットの変更を捨てると推定される操作
  • 公開リポジトリへの秘密情報や個人データのプッシュ
  • 変数展開の中身が追跡できない rm -rf "$VAR" のような再帰削除

逆に、作業中のリポジトリへのプッシュと、依頼に沿ったプルリクエストの作成は、確認なしで通ります(既定ブランチを含む)。ここに人間のチェックポイントを挟みたいなら、permissions.ask ルールを足す必要があります。

安心材料として、分類器が読むのはユーザーのメッセージ、ツール呼び出し、CLAUDE.md の内容だけです。ツールの実行結果は取り除かれているので、Claudeが読んだファイルやWebページに仕込まれた悪意ある文章が、分類器を直接操作することはできません。

歯止めも用意されています。分類器が3回連続、または通算20回ブロックすると、auto モードは一時停止して確認を求める挙動に戻ります。 このしきい値は変更できません。

「pushしないで」と口で言うのは保証にならない

これは知らないと危ない仕様です。会話の中で「pushしないで」「レビューするまで待って」と伝えると、分類器はそれをブロック信号として扱い、既定では通す操作でもブロックします。ここまでは期待どおりです。

ただし、その指示はルールとして保存されていません。 分類器は毎回トランスクリプトから読み直しているので、コンテキストの圧縮(compaction)でその発言が消えると、歯止めも一緒に消えます。

長いセッションで最初のほうに言った「本番には触らないで」は、数時間後には効いていないかもしれない、ということです。確実にしたいなら、口頭ではなく permissions.deny ルールとして書いてください。deny ルールは bypassPermissions を含むすべてのモードでブロックします。

料金:サブスクとAPI従量では月額が7〜11倍違う

Claude Codeの入り口は2つあります。Claudeのサブスクリプション(Pro / Max / Team / Enterprise)と、Claude Console のAPIクレジットです。同じツールですが、月にかかる金額の桁が変わります。

入り方 月額 課金の仕組み
Pro $22(年払いなら$220一括=月$18相当) 定額。5時間枠+週次枠の範囲で使い放題
Max 5x $110 定額。Pro比で利用量5倍
Max 20x $220 定額。Pro比で利用量20倍
Claude Console(API) 使った分だけ トークン従量

金額は税込表示です。公式の料金ページには「Prices include 10% JCT」(JCT=日本の消費税)の記載があり、税抜の$20 / $100 / $200 に消費税10%が乗った金額が日本での表示価格になります。プランごとの詳しい違いはClaudeの料金プラン全比較にまとめました。

問題は従量課金側です。公式ドキュメントは、企業導入における実測値をこう書いています。

平均コストは開発者1人あたり1稼働日で約$13、月$150〜250。90%のユーザーは1稼働日$30未満に収まっている。

月$150〜250。 Pro の月$22 と比べると、約7〜11倍です。もちろん企業での重い使い方が含まれた数字ですが、「とりあえずAPIキーで試そう」がいちばん高くつく入り方だということは、この数字から読み取れます。

個人で入門するなら、まず Pro のサブスクリプションで使い、/usage で自分の消費量を見てから判断するのが安全です。

上限に当たったときの読み方

サブスクの上限は5時間のローリング枠と週次枠の2段です。ここで押さえておくべき仕様が1つあります。

この枠はすべてのモデルで共有されています。 つまり「セッション上限に達しました」「週次上限に達しました」と出たときに /model でモデルを変えても、枠は戻りません。例外は「Opusの上限に達しました」というモデル別のメッセージで、こちらはモデルを切り替えれば作業を続けられます。

もうひとつ、長時間セッションを開けっぱなしにしている人が驚く仕様があります。

開きっぱなしのセッションでは、一言質問するだけでも会話全体ぶんの枠を使います。 Claude Codeは毎回の送信で会話の全履歴を送るためです。キャッシュは効きますが、キャッシュの寿命はサブスクで1時間、追加クレジットに入ると5分、APIキーやクラウド経由は既定5分です。1時間以上あけてから再開した最初の1通は、キャッシュを外して全部を読み直します。

消費を減らす手は公式に列挙されています。効くのはこのあたりです。

  • 別の作業に移るときは /clear で切る(履歴が残っているだけで毎回課金対象になる)
  • Opus ではなく Sonnet を既定にする
  • /effort で思考の深さを下げる
  • 使っていないMCPサーバーを /mcp で切る
  • CLAUDE.md が長くなったら、その中身をスキルに移す(スキルは呼ばれたときだけ読み込まれる)

なお、複数のClaudeを並走させるエージェントチームは、通常のセッションの約7倍のトークンを使います(プランモード時)。既定ではオフになっているので、入門段階で誤って有効にする心配はありません。

入口は5つある。設定は全部で共通

Claude Codeは同じエンジンに5つの入口がついている、と考えると整理できます。

入口 特徴
ターミナル 全機能が揃った本体。パイプでつないだり CI で回したりできる
VS Code / Cursor インラインの差分表示、@メンション、プランのレビュー
JetBrains IntelliJ・PyCharm・WebStorm など。CLIを別途インストールする必要あり
デスクトップアプリ 差分を視覚的にレビュー、複数セッションを並べる、定期タスク
Web / モバイル claude.ai/code。ローカル環境なしで長い作業を投げておける

公式に「それぞれの入口が同じClaude Codeのエンジンに接続しているため、CLAUDE.mdファイル、設定、MCPサーバーはすべての入口で機能します」とあります。入口を変えても設定をやり直す必要はありません。

入門としては、ターミナルか VS Code から始めるのが素直です。前述のとおり、初期モードが auto になるのもこの2つだけです。

CLAUDE.md:同じ説明を二度しないための置き場所

Claude Codeのセッションは、毎回まっさらな状態で始まります。前回の会話は覚えていません。それを埋めるのが CLAUDE.md です。プロジェクトのルートに置いておくと、セッション開始時に必ず読まれます。

置き場所は4つあり、下にいくほど優先されます。

範囲 場所 用途
組織 管理ポリシーの場所(MDM等で配布) 全社の規約・セキュリティ方針
自分・全プロジェクト ~/.claude/CLAUDE.md 個人の書き方の好み
プロジェクト・チーム共有 ./CLAUDE.md または ./.claude/CLAUDE.md 構成・命名規則・ビルド手順
自分・このプロジェクトだけ ./CLAUDE.local.md 個人用のURLやテストデータ(.gitignoreへ)

中身は /init で自動生成できます。Claudeがコードベースを解析して、ビルドコマンドやテスト手順、見つけた規約を書き出してくれます。

書くときの目安は公式に数字で出ています。1ファイル200行以内。 「長いファイルはコンテキストを消費し、遵守率を下げます」と明記されています。長くなってきたら、特定のファイルにだけ効く .claude/rules/ に切り出すか、スキルに移してください。

そして、入門者が一番誤解しやすい点がこれです。

CLAUDE.md は「設定」ではなく「文脈」です。 公式は「CLAUDE.mdの内容はシステムプロンプトの一部としてではなく、システムプロンプトの後のユーザーメッセージとして届きます。Claudeはそれを読んで従おうとしますが、厳密な遵守が保証されるわけではありません」と書いています。

「絶対に実行させたくない」ことをCLAUDE.mdに書くのは間違いです。 それは permissions.deny ルールか、フック(hooks)の仕事です。フックはClaudeの判断と関係なく、決められたタイミングでシェルコマンドとして実行されます。

なお、Claudeが自分でメモを取るオートメモリも既定でオンになっています。保存先は ~/.claude/projects/<プロジェクト>/memory/ で、そのうち MEMORY.md先頭200行または25KBまでが毎回のセッションに読み込まれます。何が保存されたかは /memory で見て、編集も削除もできます。

覚えておくと迷わないコマンド

シェルから打つもの:

コマンド 動作
claude 対話モードを開始
claude "やること" その場で1件やらせる
claude -p "質問" 一度だけ答えて終了(Manualモードで起動します
claude -c 同じフォルダの直前の会話を再開
claude -r 過去の会話を選んで再開

セッション内で打つもの:

コマンド 動作
/help 使えるコマンド一覧
/clear 会話履歴をリセット(消費を抑える基本手)
/context 何が読み込まれているか確認(CLAUDE.mdが効かないときはここ)
/usage 使用量と上限の残り
/memory CLAUDE.mdとオートメモリを開く
/model モデルの切り替え
/permissions 権限ルールとブロックされた操作の確認
/rewind 会話とコードを前の地点まで巻き戻す
/doctor 設定の健康診断

キー操作は3つだけ覚えれば足ります。Shift+Tab でモード切替、Esc で即停止、Esc 2回で巻き戻し。 変な方向に走り出したら、待たずに Esc を押してください。

よくある質問

Q. 無料でお試しできますか

Claude Codeについては、無料プランでの利用はできません。Pro(月$22)以上のサブスクリプションか、Claude Console の前払いクレジットが必要です。チャット版のClaudeなら無料枠がありますので、まずはClaudeの使い方から触ってみるのが順序としては自然です。

Q. プログラミングができなくても使えますか

指示は日本語の自然文で出せます。ただしClaude Codeはファイルを書き換え、コマンドを実行するツールなので、何が起きたかを読めないと危険な場面があります。入門のあいだは Manual モード(claude --permission-mode default)で、1つずつ確認しながら進めるのをおすすめします。

Q. 勝手にコードを壊されませんか

3段構えで守られています。①権限モードで確認のタイミングを決める、②保護パス(.git.zshrc など)はどのモードでも自動承認されない、③rm -rf / のようなクリティカルパスへの削除は allow ルールでも承認できない。加えて Esc 2回か /rewind で会話とコードを前の状態に戻せます。それでも公式は「auto モードは確認を減らしますが、安全性を保証するものではありません」と警告しているので、gitでコミットしながら進めるのが基本です。

Q. ChatGPTのコード生成と何が違いますか

一番の違いはプロジェクト全体を自分で読みに行くことと、実際にファイルを書き換えて、コマンドを実行して、結果を見て直すところまでやることです。チャットは「コードを見せてもらう」、Claude Codeは「作業をしてもらう」に近い関係です。両者の料金や得意分野の比較はChatGPTとClaudeを徹底比較、3社横断ならChatGPT・Gemini・Claudeを徹底比較にまとめています。

Q. 会社のコードを読ませても大丈夫ですか

技術的な話と契約の話を分けて考えてください。技術面では、保護パスや分類器のブロックルール(公開リポジトリへの秘密情報のプッシュは既定でブロック)といった仕組みがあります。契約面はプランによって条件が変わるため、業務利用なら Team / Enterprise の条件を自社の情報管理規程と突き合わせてください。入門記事の判断で決める話ではありません。

Q. 使いすぎるとどうなりますか

「セッション上限に達しました」または「週次上限に達しました」と表示され、リセット時刻が示されます。枠はモデル共通なので /model を変えても戻りません。追加クレジット(usage credits)を有効にしていれば /usage-credits で上限を超えて使えますが、追加クレジットに入るとキャッシュの寿命が1時間から5分に落ちるので、同じ作業でも消費が増える点は知っておいてください。

まとめ

Claude Codeの入門で押さえるべき点を整理します。

  • 無料プランでは使えない。Pro 月$22(税込)以上か、Console のAPIクレジットが必要
  • インストール自体は1行。ただし Homebrew と WinGet は自動更新されない
  • 入門の山場は権限モード6つ。Manual / acceptEdits / plan / auto / dontAsk / bypassPermissions
  • 初期モードは自分で選んでいない。Pro・Max・Team をターミナルか VS Code で使うと auto で起動する
  • インストール直後の最初の1回だけは必ず Manual。初日と2日目で挙動が変わるのは仕様
  • acceptEdits は名前に反して rmsed も通る。削除まで見たいなら Manual
  • 保護パスとクリティカルパスは allow ルールでも外れない.git.zshrc.mcp.jsonrm -rf / がこれにあたる
  • 会話で言った「pushしないで」は圧縮で消える。確実にしたいなら permissions.deny
  • API従量は月$150〜250、Proは月$22。約7〜11倍の差
  • CLAUDE.md は設定ではなく文脈。絶対に守らせたいことはフックか deny ルールで書く

最初の1回は、claude --permission-mode default と打って Manual で起動してみてください。1操作ごとに何をしようとしているかが全部見えます。 その状態で数回やり取りすれば、どこまでなら任せてよいかの感覚がつかめます。auto に切り替えるのはそのあとで十分です。

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