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結論:Runwayの料金プランと「どれを選ぶべきか」
Runwayには無料プランと3つの有料プラン、そして法人向けのEnterpriseがあります。結論からいうと、まず試すなら無料プラン、実際に作品を作るなら年払いで月12ドルのStandardが基本の選択肢です。
ただしRunwayの料金は、月額だけ見ても意味がありません。支払うのは「クレジット」で、1本の動画に何クレジット必要かはモデルによって2倍以上変わります。同じStandardプランでも、使うモデル次第で年に46本しか作れないこともあれば、125本作れることもあります。
この記事では、2026年8月14日時点でRunwayの公式料金ページを実際に開いて確認した数値をもとに、全プランの料金・クレジットの仕組み・モデル別の消費量・年払いの割引額まで整理します。「月にいくら払うと、何本の動画が作れるのか」を自分で計算できる状態にすることが目的です。
なお、この記事に広告リンクはありません。掲載しているのはRunway公式サイトへの通常リンクだけです。
※料金・機能は改定されることがあります。契約前に必ずRunwayの公式料金ページで最新情報をご確認ください。
Runway 料金プラン比較表(2026年8月時点)
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | 年間の節約額 | 月のクレジット | 主な対象 |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | ー | ー | 125(一度きり) | まず試したい人 |
| Standard | 15ドル | 12ドル | 36ドル | 625 | 個人で作品を作る人 |
| Pro | 35ドル | 28ドル | 84ドル | 2,250 | 音声まで含めて作る人 |
| Max | 95ドル | 76ドル | 228ドル | 9,500 | 業務で大量に作る人 |
| Enterprise | 要問い合わせ | ー | ー | カスタム | チーム・法人 |
年払いはすべて20%引きです(15→12、35→28、95→76のいずれも0.8倍)。年間のクレジット総量は、Standardで7,500、Proで27,000、Maxで114,000です。
Runwayはドル建てです。 円建てのGoogle・Adobe・Canvaと違い、請求額は毎月の為替で動きます。月12ドルという表示額は変わらなくても、円での支出は月ごとに上下します。
料金の本体は「クレジット」|モデル別の消費量
ここがRunwayの料金を理解するうえで最も重要な部分です。
Runwayは公式FAQで「Gen-4.5は生成した動画1秒あたり12クレジットを消費します」と明記しています。モデルごとの単価が公開されているため、契約前に本数を計算できます。
動画モデルの単価と、年に作れる本数
| モデル | 消費クレジット | Standard(年7,500) | Pro(年27,000) | Max(年114,000) |
|---|---|---|---|---|
| Gen-4.5 | 60/5秒 | 125本 | 450本 | 1,900本 |
| Aleph 2.0 | 140/5秒 | 53本 | 192本 | 814本 |
| Seedance 2.0 Pro(1080p) | 160/4秒 | 46本 | 168本 | 712本 |
| Seedance 2.0 Fast | 116/4秒 | 64本 | 232本 | 982本 |
この表の左端と右端を見比べてください。 同じStandardプラン(年7,500クレジット)でも、Gen-4.5なら年125本、Seedance 2.0 Proなら年46本です。モデルを変えるだけで、作れる本数が3倍近く変わります。
月あたりに直すと、Standardで月10本(Gen-4.5・5秒)、Proで月37本、Maxで月158本という計算になります。
画像・音声モデルの単価
Runwayは動画だけのサービスではありません。画像と音声も同じクレジットから消費します。
| 種類 | モデル | 消費クレジット | Standard(年7,500) |
|---|---|---|---|
| 画像 | Gen-4 Image(1080p) | 8/枚 | 937枚 |
| 画像 | Gen-4 Image Turbo | 2/枚 | 3,750枚 |
| 画像 | Nano Banana Pro 2(2K) | 11/枚 | 681枚 |
| 音声 | Seed Audio 1.0 | 15/分 | 500分 |
| 音声 | Lyria 3 Pro(楽曲) | 8/曲 | 937曲 |
| 音声 | Text to Speech | 1/50文字 | 375,000文字 |
動画・画像・音声は同じクレジットを取り合います。 画像を大量に作れば、そのぶん動画に回せる分が減ります。「動画は月10本で足りるから Standard で十分」と考えていても、画像や音声も使うなら計算し直す必要があります。
各プランの中身
Free(0ドル)|125クレジットは一度きり。ただし期限はない
無料プランで配られるのは125クレジットです。ここで注意すべき点があります。
この125クレジットは、アカウント作成時に一度配られるだけです。 毎月補充されません。公式は「Freeプランには125クレジットの一度きりの付与が含まれます」と書いており、月次の記載はありません。
Gen-4.5(60クレジット/5秒)に換算すると、5秒の動画を生涯2本です。Gen-4 Turbo(6クレジット/秒)なら5秒動画を4本。画像なら、Gen-4 Image Turbo(2クレジット)で62枚ほど作れます。
ただし、この125クレジットに有効期限はありません。 公式FAQに「Freeプランに含まれる125クレジットの一度きりの付与は、失効しません」と明記されています。今日アカウントを作って半年後に使う、という使い方は可能です。
無料プランの制限は次のとおりです。
- クレジットの補充がない(使い切ったら有料プランに進むしかありません)
- 使えるモデルが限定されます(公式表記は「コンセプトを試すための生成モデルの一部」)
- ストレージは5GB
- 透かしが入ると読み取れます。Standardの機能欄に「No watermarks(透かしなし)」が挙げられているためです。ただし無料プラン側に「透かしあり」と明記されているわけではないので、気になる場合は1本書き出して確認してください
位置づけは「操作感を確かめるための試用版」です。2本で判断するのは難しいため、本格的に使うかどうかは、他社の無料枠も併用して見極めるのが現実的です。無料で使える動画生成の選択肢は無料で使えるAI動画生成6選で比較しています。
Standard(年払いで月12ドル)|透かしが消える最低ライン
有料の入口です。月払いなら15ドル、年払いなら月12ドル(年144ドル)。
Standardで変わるのは、クレジットが増えることだけではありません。
- すべてのAI画像・動画モデルが使えます(Gen-4.5、Nano Banana Pro、Aleph、Veo 3.1など)。無料プランの「一部のモデル」から解放されます
- 透かしが入りません
- 4Kアップスケーリングが使えます
- 月625クレジット(年7,500)
実務で使うなら、事実上ここが下限です。透かしが入る無料プランは、SNS投稿でも仕事でも使いにくいためです。
年125本(Gen-4.5・5秒)は、月に直すと10本ほど。個人で作品を作るペースなら足ります。
Pro(年払いで月28ドル)|音声とカスタムボイスまで含める人向け
月2,250クレジット(年27,000)。Standardの3.6倍です。
Proで追加される機能は次のとおりです。
- リップシンクと音声合成用のカスタムボイスを作成できる(Standardにはありません)
- ストレージが500GB(無料は5GB)
- Topaz AIアップスケールが無制限
- 最上位モデルへのアクセス
注意点として、音声モデル自体はStandardでも使えます。Proで増えるのは「自分の声を作れる」機能です。ナレーションを既存の音声で済ませるならStandardのままでも動きます。
Gen-4.5で年450本(月37本)。動画に加えてナレーションや楽曲も作る人が対象です。
Max(年払いで月76ドル)|唯一クレジットを繰り越せる
月9,500クレジット(年114,000)。Gen-4.5で年1,900本、月に直すと158本です。
Maxだけの特典が1つあります。繰り越しです。
公式は「StandardとProのプランでは、月のクレジットは繰り越されず、毎サイクルの請求日から24時間以内にリセットされます。Maxプランでは、未使用クレジットの最大1か月分が翌月に繰り越されます」と説明しています。
AI動画生成では、クレジットの繰り越しを認めているサービスがほとんどありません。 GoogleもAdobeも繰り越し不可を明記しています。月によって制作量が大きく変動する人にとって、この1か月の猶予は実質的な値引きに近い効果があります。
そのほか、新モデルへの先行アクセスが付きます。
Enterprise|チーム利用
料金は非公開で、問い合わせ制です。シングルサインオン、ワークスペース分析、設定可能なチームスペース、全社オンボーディング、優先サポート、カスタムのチーム人数が含まれます。
年払いにすると、いくら安くなるのか
| プラン | 月払いの年額 | 年払いの年額 | 差額 |
|---|---|---|---|
| Standard | 180ドル | 144ドル | 36ドル |
| Pro | 420ドル | 336ドル | 84ドル |
| Max | 1,140ドル | 912ドル | 228ドル |
いずれも20%引きです。Standardで年36ドル、日本円にしておよそ3か月分の月額に相当します。
ただし年払いは1年分を先に払う契約です。AI動画生成のサービスは入れ替わりが激しく、1年後に同じサービスを使っているとは限りません。 実際、Runwayと並んで名前が挙がっていたOpenAIのSoraは2026年4月26日に終了しています。まず月払いで数か月使い、続けると確信してから年払いに切り替えるほうが、この分野では安全です。
公式ページの数値が1か所合わない点について
料金を検算していて、公式ページの表記に食い違いが見つかったので共有します。
Maxプランの説明には「9,500クレジット=Gen-4.5で791秒、Gen-4で791秒、Gen-4 Turboで1,900秒」と書かれています。しかし、Gen-4 Turboの単価は他プランの表記から逆算すると1秒あたり6クレジットです(Standardは625クレジットで104秒、Proは2,250クレジットで375秒、いずれも6クレジット/秒)。
この単価で計算すると、9,500クレジットは約1,583秒になります。1,900秒にはなりません。
考えられる読み方は2つです。
- Maxプランだけ Gen-4 Turbo の単価が安い(1秒あたり5クレジット)
- 公式ページの表記ミス
ただしGen-4.5はMaxでも791秒=12クレジット/秒で他プランと同じ単価のため、Maxだけ特定モデルが安くなるという説明は他に見当たりません。表記ミスの可能性が高いと考えられます。
Gen-4 Turboを主力にしてMaxを契約しようとしている場合は、契約前にサポートへ確認することをおすすめします。 実際に使えるのが1,583秒か1,900秒かで、月あたり60本以上の差が出ます。
料金ページの数値は、このように検算すると食い違いが見つかることがあります。大きな金額を払う前には、一度自分で割り算してみてください。
クレジットが足りなくなったら
有料プランのクレジットを使い切った場合、追加クレジットを購入できます。
- 購入はダッシュボードの「Plans & Billing」ページから
- 最低購入単位は1,000クレジット
- 購入した追加クレジットに有効期限はありません(月次クレジットと違い、失効しません)
月次クレジットとの扱いの違いは重要です。プランに含まれるクレジットは毎月リセットされますが(Maxは1か月繰り越し)、買い足したクレジットは残り続けます。
繰り越しとリセットのルールまとめ
| プラン | 月次クレジット | 追加購入したクレジット |
|---|---|---|
| Free | 一度きり・失効しない | ー |
| Standard | 繰り越し不可(請求日から24時間以内にリセット) | 失効しない |
| Pro | 繰り越し不可(同上) | 失効しない |
| Max | 最大1か月分を繰り越し | 失効しない |
プランの変更についても公式に規定があります。アップグレードは即時反映で日割り計算され、追加クレジットもすぐ受け取れます。ダウングレードの場合、未使用の残高は次回請求への充当となり、現在のプランは次の請求日まで有効です。
他社と比べて高いですか?
同じAI動画生成の主要サービスと並べると、次のようになります。
| サービス | 有料の入口 | 通貨 | 月のクレジット | 繰り越し |
|---|---|---|---|---|
| Google Veo(Flow) | Google AI Plus 725円 | 円建て | 200 | 不可 |
| Adobe Firefly | Standard 1,580円(税込) | 円建て | 2,000 | 不可 |
| Pika | Standard 8ドル(年払い) | ドル建て | 700 | ー |
| Runway | Standard 12ドル(年払い) | ドル建て | 625 | Maxのみ可 |
| HeyGen | Creator 29ドル | ドル建て | 600 | ー |
| Luma | Plus 30ドル | ドル建て | 10,000 | ー |
入口の金額としては中位です。 Google(725円)やPika(8ドル)より高く、HeyGen(29ドル)やLuma(30ドル)より安い位置にあります。
Runwayを選ぶ理由は、金額の安さではありません。
- 秒数ベースで単価が公開されているため、長い動画を作るときの見積もりが立ちます。「5秒×20本」と「20秒×5本」を同じ物差しで比べられるサービスは多くありません
- 生成だけでなく編集機能まで揃っているため、素材を作ってから仕上げるまでを1か所で完結できます
- 画像・音声も同じクレジットで扱えるため、動画に必要な素材を別サービスで用意する必要がありません
逆に、「安く始めたい」「日本語で使いたい」が優先なら他社のほうが向いています。Runwayに日本語UIは提供されていません。円建てで日本語のまま使いたい場合は、Google Veo(Flow)が有力です。詳しくはGeminiの料金プラン全比較で、Google AIプランの中身を整理しています。
7社を横並びにした比較はAI動画生成おすすめ7選|「月に何本作れるか」で料金を比較したをご覧ください。
よくある質問
Q. 無料プランだけで使い続けられますか?
使い続けられません。無料の125クレジットは一度きりの付与で、毎月の補充がないためです。Gen-4.5(60クレジット/5秒)なら5秒の動画を2本作った時点で終わります。ただしクレジット自体に有効期限はないため、配られた分をいつ使うかは自由です。
Q. どのプランがおすすめですか?
実務で使うならStandard(年払いで月12ドル)が基本です。透かしが消え、すべてのモデルが使えるようになる最低ラインだからです。ナレーションやカスタムボイスまで作るならPro、月100本以上作るならMaxへ、という順番になります。
Q. 年払いと月払い、どちらを選ぶべきですか?
年払いは20%引きで、Standardなら年36ドル安くなります。ただしAI動画生成はサービスの入れ替わりが激しい分野です(OpenAIのSoraは2026年4月26日に終了しました)。まず月払いで数か月使い、続けると判断してから年払いに切り替えるほうが安全です。
Q. クレジットが余ったら翌月に持ち越せますか?
StandardとProは持ち越せません。請求日から24時間以内にリセットされます。持ち越せるのはMaxプランのみで、最大1か月分です。なお、追加で購入したクレジットはどのプランでも失効しません。
Q. 動画1本にいくらかかりますか?
Gen-4.5の5秒動画で60クレジットです。Standardは年7,500クレジットで144ドルなので、1クレジットあたり約0.0192ドル、5秒動画1本あたり約1.15ドルという計算になります。ただしAleph 2.0は5秒140クレジット、Seedance 2.0 Proは4秒160クレジットと単価が上がるため、モデル次第で2倍以上変わります。
Q. 日本語で使えますか?
日本語UIは提供されていません。円建てで日本語のまま使いたい場合は、Google Veo(Flow)やAdobe Fireflyが選択肢になります。
Q. 請求額は毎月同じですか?
ドル建てのため、円での支出は為替によって変動します。表示価格が月12ドルで変わらなくても、円換算した請求額は月ごとに上下します。円建てのサービスを選べばこの変動はありません。
まとめ
2026年8月14日時点で、Runwayの公式料金ページを確認した結論です。
- プランは無料・Standard(月15ドル/年払い12ドル)・Pro(35/28ドル)・Max(95/76ドル)・Enterpriseの5つ。 年払いはすべて20%引き
- 実務で使う下限はStandard。 透かしが消え、全モデルが使えるようになるのがこのラインです
- 無料の125クレジットは一度きり。 ただし有効期限はありません。5秒動画にして2本分です
- 料金の本体はクレジット。 Gen-4.5は1秒12クレジット。同じStandardでも、モデル次第で年46本から125本まで変わります
- 繰り越せるのはMaxだけ。 StandardとProは請求日から24時間以内にリセットされます
- 公式ページのMaxの秒数表記は、他プランの単価と計算が合いません。 Gen-4 Turbo主体で契約する場合は事前に確認してください
料金は改定されることがあります。契約前にはRunway公式の料金ページで最新の金額をご確認ください。
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